霞が関から見た永田町

霞が関と永田町に関係する情報を、霞が関の視点で収集して発信しています。

コラム

希望の党と民進党が目指した統一会派の結成とは

会派の結成と政党の合流は異なる 会派内の意見の相違は想定内 結束することで国会に緊張感を 会派の結成と政党の合流は異なる 希望の党と民進党による統一会派結成の試みが頓挫した。 この過程で、両党が迷走しているとの印象を国民に与えてしまったはずだが…

自民党の鳩山議員の責任とは

鳩山議員の秘書が辞任 支援者からは様々な要望がある この件の問題点 鳩山議員の責任 鳩山議員の秘書が辞任 自民党の鳩山二郎衆議院議員の小沢洋介秘書が国税庁幹部を議員会館の部屋に呼び出して説明を求めていたことが明るみに出て、小沢氏が秘書を辞任する…

2018年を代表する「選挙」は自民党総裁選!?

2018年は国政選挙がない 焦点は通常国会の会期延長 対立候補の動向 野党も埋没せずに国会での議論を 2018年は国政選挙がない 2017年、衆議院議員総選挙が行われた。一年で解散というのは考えにくく、余程の一大事でもない限り、2018年に総選挙が行われること…

オープンガバメントの実現のための情報公開法改正案

野党が提出した情報公開法改正案 先の特別国会において、野党は「公文書等の管理に関する法律の一部を改正する法律案」と「行政機関の保有する情報の公開に関する法律等の一部を改正する法律案」を提出していた。それぞれ、公文書管理法と情報公開法と呼ばれ…

森林環境税で問われる地方自治

年末になってにわかに話題として浮上した森林環境税。国会でも厳しい議論になるだろうが、ツッコミどころが満載である。 そもそも森林環境税の議論は森林吸収源対策に端を発する。これは京都議定書に源流があって、要はCOP21に向けた2020年以降の温室効果ガ…

国際観光旅客税の導入 国民の目を誤魔化した税収増

国際観光旅客税の導入 政府・与党は、日本からの出国時に1人1回1000円を徴収する「国際観光旅客税」の導入を決めた。次年度の2018年度税制改正大綱に盛り込まれたため、来る国会での法案成立の暁には、2019年1月7日から実際の運用が予定されている。 国際観…

野党が提出していた公文書管理法と情報公開法の改正案

野党は議員提案を行うという仕事をしていると先日指摘した。なかでも、野党が提出した「公文書等の管理に関する法律の一部を改正する法律案」や「行政機関の保有する情報の公開に関する法律等の一部を改正する法律案」は森友学園や加計学園の問題を受けた上…

トークンエコノミーに見る未来の国家

つい1ヶ月くらい前だっただろうか、1ビットコインが40万の値を付けたとき、「これはバブルだ」と言われた。ところが気づいて見れば、2018年12月14日現在で1ビットコインは200万円を突破した。わずか1ヶ月で5倍。この1年で10倍、2年で25倍と驚異的な伸びだ。…

学校給食に見る国会議員の役割

インターネットで「国 地方 役割分担」と入力して検索すると、総務省、財務省、文部科学省、全国知事会、指定都市市長会など、省庁をはじめ様々な公的機関が出しているレポートが出てくる。そこに書かれているのは、例えば、こんな感じだ。「国の役割は、全…

安倍政権は「国会から逃げる」政権!? 野党は「丁寧な説明」を求めるべき

安倍政権が通常国会を延長しないというのは、本ブログでも過去に伝えている。 さらに本年は、通常国会は6月に閉会し、その後、野党の臨時国会開催の求めには応じずに、臨時国会を開いたのは解散するため。臨時国会の前に内閣改造が行われたが、臨時国会では…

2017年 衆議院総選挙 希望の党と立憲民主党 ~議員の当選回数から、その特徴を見る~

総選挙が終わった。 最終的に競り合った選挙区では、与野党で勝敗が分かれたが、事前の調査では劣勢が伝えられた方の候補者が競り勝つ例や最後の最後まで接戦に持ち込まれた例も多かった。当初、300議席越えも予想された自民党は現有議席の284議席からほとん…

【衆議院選挙2017】非自民連立政権よ再び 今後の希望の党と立憲民主党に注目である

こんなにも記憶に残る選挙も珍しいのではないか。12年前の郵政選挙の時以来だろう。強烈な解散風が吹く中、9月25日、東京都知事である小池百合子氏は新党「希望の党」結成と代表就任を発表した。臨時国会が開かれた9月28日、民進党は両院議員総会が開かれ、…

2017年 衆議院 総選挙 投開票日は22日!期日前投票も見逃せない

今回の衆議院議員選挙は、22日の日曜日が投開票日である。 公示日であった10日の次の日、つまり11日から期日前投票は始まっており、総務省発表の中間状況では、前回2014年の衆議院議員選挙を上回る投票を記録している。投開票日の前の日である21日まで、期日…

ドルで見たアベノミクス、GDPは成長どころか減少へ

名目GDPは政権交代前の493兆円が543兆円に、株価は8664円が20397円に、有効求人倍率は0.83倍から1.53倍に、正社員求人倍率は0.5倍から1.01倍に等々、アベノミクスの成果が喧伝されている。そのたびに、株価は上がってもその恩恵は一般の人には行き渡らなかっ…

世論調査の信ぴょう性? 自民300議席はありえるのか?2017年度衆議院選挙

新聞各紙が世論調査を実施し、「自民党300議席うかがう勢い」と各紙が勝利ムードを作り上げている中、「安部首相の続投望まない」が47%で、「よいと思う」の37%を上回ったという毎日新聞の調査記事も見受けられる。 少し、視点を変えただけだと思うが、…

2017年衆議院選挙 自民vs希望の党 注目選挙区は岩手2区、香川1区、熊本1区!!

選挙戦の構図。単純に考えれば与党対野党ということになるが、実際に選挙区の候補者を見ると、そう単純でもないのが今回の総選挙である。 投票したい党のない選挙区も存在!? 注目選挙区は岩手2区、香川1区、熊本1区!! 投票したい党のない選挙区も存在!…

選挙結果で憲法改正が一気に進むか

いよいよ総選挙が始まった。各党党首が街頭に繰り出し、一斉に口火を切った。22日の投票日まで私たち有権者も街角で党首の考えを、候補者の訴えを耳にすることだろう。民主主義にとって選挙は民意を反映させる最大の装置。そういう意味ではこの選挙で各党が…

【小池百合子 第一声】ワイズスペンディングの支出削減に政策を提案したい

希望の党が打ち出した政策集を読み込んでみた。小池代表の色が強く打ち出された政策集だ(https://kibounotou.jp/pdf/policy.pdf)。その中で注目したい項目があった。それは「ワイズスペンディングによる支出削減」である。 www.sankei.com これ自体は実は…

選挙初日はポスターの貼り付け完了なるか 候補者の実力が垣間見える

今回の衆議院議員選挙、定数削減により戦後最小の465議席を争うことになる。 本日公示日 立候補手続きが開始 名簿届出順にはポスターの掲示にも影響が 本日公示日 立候補手続きが開始 立候補手続は朝8時30分から始まり、17時に締め切られる。 政党に所属する…

議員自ら身を切る改革はなぜ進まないのか?国会議員のスキャンダルが減らない理由

直近を振り返っただけでも国会議員のスキャンダルは枚挙にいとまがない。「この、ハゲェー」発言で自民党を離党した豊田真由子氏、弁護士との不倫疑惑で民進党を離党した山尾志桜里氏、議員宿舎に親族とは関係のない女性を泊めたことで、この総選挙の公認が…

地方創生で必要なのは補助金ではなく人 | 脱しがらみへの挑戦

プレミアム商品券に、ゆるキャラ、B級グルメ。地方に目を向ければ、どこも同じような取り組みをしている。ゆるキャラのデザインから、B級グルメを使ったイベント開催、週末ともなれば、全国各地で同じような風景をいくつも見かける。これらの多くは、税金で…

福島第一原発と同型の原子炉が合格 | 原発は本当に日本に必要か?

柏崎刈羽、沸騰型としては初の適合判断 原子力規制委員会が東京電力の柏崎刈羽原発6号機、7号機(新潟県)について、重大事故対策が新規制基準に適合したとする審査書案を了承した。新聞、テレビは一斉に「事実上の合格」と報じた。3.11での東京電力の福島第…

【2017年総選挙】小池百合子は現代版2大政党制を創れるか?

2017年10月6日(金)の中日新聞の県内版「考える選ぶ10.22衆院選あいち」のコーナーで民主党のブレーンとして知られた後房雄氏がコメントを寄せた。 周知の通り、我が国における2項対立は戦後「保守」対「革新」の構図が連綿と継続しており、ちょうど冷戦期…

希望の党の政策協定書は「踏み絵」ではない

希望の党が公認候補と取り交わした政策協定書が話題になっている。いわく、候補者に迫った「踏み絵」である、と。 www.sankei.com 政策協定書 三つの批判と疑問 安全保障法制は憲法違反の疑いが 「憲法改正論議を幅広く進めること」の指示は変節ではない 例…

女性初の防衛大臣を務めた小池氏、在任期間の情報へのこだわり

もう10年も前の話である。「原爆しょうがない」発言によって大臣辞任に追い込まれた久間章生氏の後任として、2007年7月3日、防衛大臣に就任したのが小池百合子氏だった。明治以降、近代軍政史上、初めての女性トップ誕生の瞬間だった。 イージス艦情報漏洩と…

看板は希望の党 ロジスティックスは民進党

まさに急転直下。民進党と希望の党が「合流」することになった。ただし、民進党は解党せずに、前原代表も希望の党に直接参画することはなく、今回の選挙は無所属での立候補を表明している。 民進党は残しつつ「希望の党」から選挙に臨む 「希望の党」を下で…

既存の政党を捨てての新党参画には茨の道が待っている!?小池新党への参加者の行方

25日に安倍総理の解散の宣言があるということで、にわかに23日以降、いわゆる小池新党への参加をめぐり、様々な動きが見られた。 総選挙前 新党参加の候補者たち 小池新党参加で当選の可能性を高める 新党参画でも勝ち抜くのは困難? 総選挙前 新党参加の候…

衆議院総選挙に向けて民進党の体制も整いつつある?!

先週末、にわかに解散へ向けた動きが加速し、週明けには10月10日公示22日投開票という具体的な日程まで取沙汰されるようになった。 自民党にとって最適なタイミングでの選挙なのか 自民党は準備不足が懸念される 民進党は数多くの選挙区で公認候補が決まって…

衆議院解散と国民栄誉賞授与の関係は?解散のサイン?

一部には衆議院の解散風も吹きつつあるようだが、総理大臣の心の内を外側からうかがい知ることは難しい。ミサイルを飛ばしてくる国の指導者の心の内も同様だろう。結局のところ、本人しか分からないと言ってしまえばそれまでのことである。 www.yomiuri.co.j…

民進党役員人事を読み解く バランスを保ちつつ慎重な船出を前原新体制は果たしたのではないだろうか

前原新代表の下、民進党の新執行部が動き出した。 幹事長人事を巡って混乱があったものの、報道では「最初から躓き」と言われているが、顛末を見れば、的確なリスクヘッジがなされており、より大きなダメージを事前に回避しての船出となったと言えるだろう。…