2017年衆院選で、全小選挙区の得票数5542万票のうち2661万票が落選候補に投じられた死票となった。
政党ごとの死票数は?
希望の党は得票数が小選挙区では11,437,603票あったが、自民党と接戦であったことから18議席しか獲得できず死票数が最多の9,704,890票となった。
死票率が最も高かったのは共産党
希望の党は得票数は高かったがたくさんの選挙区で自民党と僅かな差で競っていたため死票数が多く、死票率が 84.9%であった。次に多かったのは、自民党であったが、自民党は得票数も多いため、死票率は23.3%と低い。共産党は得票数と死票数があまりかわらず、得票数のうち約98.8%が無駄な票となってしまった。
政党名 | 得票数 | 死票数 | 死票率 |
希望の党 | 11,437,603 | 9,704,890 | 84.9% |
自民党 | 21,493,336 | 5,007,383 | 23.3% |
共産党 | 4,998,931 | 4,938,326 | 98.8% |
立憲民主党 | 4,726,326 | 2,971,364 | 62.9% |
無所属 | 4,315,027 | 1,601,374 | 37.1% |
日本維新の会 | 1,765,052 | 1,545,843 | 87.6% |
公明党 | 832,453 | 82,788 | 9.9% |
諸派 | 211,251 | 211,251 | 100.0% |
共産党の票は、ほとんどが死票であったため、野党共闘していたら自民党に勝利できた選挙区もあった。