参院選2019 北関東ブロック
茨城、栃木、群馬、埼玉の北関東ブロック。茨城と埼玉は改選数が1増となっている。
栃木と群馬は1人区のため野党は統一候補として一本化しており、与野党対決の構図。
また、群馬では自民・山本一太氏が埼玉では希望・行田邦子氏が県知事選への立候補のため参院選の出馬を見送っている。
茨城選挙区【定数2】
立候補予定者
- 上月良祐(自民・現)
- 小沼巧(立憲・新)
- 大内くみ子(共産・新)
- 海野徹(維新・新)
改選数が1→2となる茨城選挙区。2期目への挑戦となる現職の自民・上月氏に立憲、共産、維新が挑む。立憲民主党は33歳の元経済産業省官僚の小沼巧氏、共産は地方議員40年の実績を持つ大内くみ子氏をそれぞれ擁立。当初は無所属での立候補を予定していた維新・海野氏は維新からの公認を得た。主要野党である立憲民主党と共産党が競合する形となった。
2013年 参議院選挙 投票結果
氏名 | 得票数 | 得票率 | 政党 | 新旧 |
(当)上月良祐 | 560,642 | 48.43% | 自民 | 新 |
藤田幸久 | 204,021 | 17.62% | 民主 | 現 |
石原順子 | 153,403 | 13.25% | みんな | 新 |
石井章 | 127,823 | 11.04% | 維新 | 新 |
小林恭子 | 97,197 | 8.40% | 共産 | 新 |
中村幸樹 | 14,586 | 1.26% | 諸派 | 新 |
栃木選挙区【定数1】
立候補予定者
- 高橋克法(自民・現)
- 加藤千穂(立憲・新)
現職の自民・高橋氏は2期目の立候補。野党統一候補となった立憲民主党公認の加藤千穂氏は衆院議員秘書を15年務めた肩書きがある。関東では数少ない与野党対決の形の選挙区となっている。3年前の参院選でも自民が勝利しており、野党には厳しい戦いが予想されるがどこまで食らいつけるか。
2013年 参議院選挙 投票結果
氏名 | 得票数 | 得票率 | 政党 | 新旧 |
(当)高橋克法 | 376,553 | 48.11% | 自民 | 新 |
沖智美 | 201,895 | 25.79% | みんな | 新 |
谷博之 | 158,577 | 20.26% | 民主 | 現 |
小池一徳 | 41,351 | 5.28% | 共産 | 新 |
杉浦満春 | 4,371 | 0.56% | 諸派 | 新 |
群馬選挙区【定数1】
立候補予定者
- 清水真人(自民・新)
- 斎藤敦子(立憲・新)
4期務めた自民・山本一太氏が群馬県知事選へ立候補した事により新人同士の与野党対決となる。山本氏の地盤を引き継ぎたい自民は県議の清水真人氏を擁立。対して、立憲民主党は元大学教授の斎藤敦子氏を擁立し、野党の統一候補となった。
2013年 参議院選挙 投票結果
氏名 | 得票数 | 得票率 | 政党 | 新旧 |
(当)山本一太 | 580,144 | 71.89% | 自民 | 現 |
加賀谷富士子 | 123,725 | 15.33% | 民主 | 新 |
店橋世津子 | 91,905 | 11.39% | 共産 | 新 |
安永陽 | 11,200 | 1.39% | 諸派 | 新 |
埼玉選挙区【定数4】
立候補予定者
- 古川俊治(自民・現)
- 矢倉克夫(公明・現)
- 宍戸千絵(国民・新)
- 熊谷裕人(立憲・新)
- 伊藤岳(共産・新)
- 小島一郎(幸福・新)
- 沢田良(維新・新)
- 佐藤恵理子(NHK・新)
改選数が3→4になった埼玉選挙区。現職の自民・古川氏、公明・矢倉氏は引き続き立候補を決めたが、旧みんなの党の希望・行田邦子氏は8月に行われる埼玉県知事への出馬を決めた。過去の参院選では自民、公明、旧民主で1議席ずつを分け合っており、現職に加え国民民主党・宍戸氏、立憲民主党・熊谷氏が固いかと思われていたが、維新が沢田氏を擁立を決めたことで混戦が予想される。
2013年 参議院選挙 投票結果
氏名 | 得票数 | 得票率 | 政党 | 新旧 |
(当)古川俊治 | 1,000,725 | 34.05% | 自民 | 現 |
(当)矢倉克夫 | 599,755 | 20.41% | 公明 | 新 |
(当)行田邦子 | 485,559 | 16.52% | みんな | 現 |
山根隆治 | 389,625 | 13.26% | 民主 | 現 |
伊藤岳 | 353,594 | 12.03% | 共産 | 新 |
川上康正 | 65,749 | 2.24% | 社民 | 新 |
谷井美穂 | 22,345 | 0.76% | 諸派 | 新 |
宮永照彦 | 21,358 | 0.73% | 諸派 | 新 |