閉会中審査で「”加計ありき”は12年前から愛媛県今治市に協力してくれたのは加計学園だけで、愛媛県議が加計学園の方と同級生で話が進んだ事が明らかになった」と信憑性に乏しい発言をした前愛媛県知事加戸守行の経歴は以下である。
話題の加戸守行とは
2017年7月10日に行われた閉会中審査で参考人として呼ばれた加戸守行の加計学園に関する発言が話題となっている。
青山繁晴 自民党 加計学園 獣医学部新設問題 国会 前川前次官を参考人招致 閉会中審査 2017年7月10日
里見隆治 公明党 加計学園 獣医学部新設問題 国会 前川前次官を参考人招致 閉会中審査 2017年7月10日
加戸守行が愛媛県知事になるまで
東京大学法学部を卒業後、文部省(現文部科学省)に入省
加戸 守行(かと もりゆき、1934年9月18日 - )は日本の政治家。愛媛県知事(第14~16代)、文部官僚、「美しい日本の憲法をつくる愛媛県民の会」実行委員長。同県八幡浜市出身。
1988年に大臣官房長に就任、リクルート事件に連座して辞職
リクルートの関連会社であり、未上場の不動産会社、リクルートコスモス社の未公開株が賄賂として譲渡された。 贈賄側のリクルート社関係者と、収賄側の政治家や官僚らが逮捕され、政界・官界・マスコミを揺るがす、大スキャンダルとなった。 当時、第二次世界大戦後の日本においての最大の企業犯罪であり、また贈収賄事件とされた。
その後、日本音楽著作権協会(JASRAC)へ天下り
JASRAC理事長してた時の年収は、日本道路公団総裁(2614万円)や日本中央競馬会理事長(3000万円)を凌ぐ3565万円だった。小野氏の前任の加戸氏(現愛媛県知事)は3年間で一億円以上の報酬を得ていたと云われている。ほかの公益法人に比べるとベラボウに高い。
http://www.marino.ne.jp/~rendaico/tyosakukenco/ongakutyosakukenco/jasrac_amakudarico.htm
愛媛県知事選への出馬、当選
選挙戦のしこりを残しつつ初当選
新たに知事となった加戸も伊賀を推した農業団体、特に農協トップの姿勢にことのほか厳しい姿勢を見せ、選挙戦のしこりが残ったことを認めている。
自民党の山本順三議員が「二度と味わいたくない選挙」であったと発言
振り返ってみると、丁度八年前の今頃は、現職知事に対抗して 県議会議員有志が出馬要請した 新人候補 加戸守行氏の自民党推薦をめぐって 党内でもめ続け、常任総務会の決定の是非・臨時党大会・また 県庁内での現職知事側県職員の選挙活動による庁内の混乱や 県議会における 人事委員会委員他の問責決議、さらに 選挙管理委員会による1月3日投票日設定による正月選挙の是非 等々 様々な混乱が生じ、激しい中傷ビラや汚い怪文書などが氾濫する中での壮絶な選挙戦が展開されました。
今 思い出しても、二度と味わいたくないような 強烈な 選挙でした。
加戸守行が出馬した年は投票率が低く、3期目は任期満了前に退任
新人の加戸守行氏が現職を破り、初当選した99年は1月3日で「正月選挙」に疑問の声が出たこともあり、加戸氏は3期目の任期満了を待たず退任。
2010年の知事選は中村氏ら3新人が出馬し、投票率は49・17%。ただ現職の加戸氏と2新人という構図の07年は過去最低の43・12%だった。
加戸守行の話題となった行動
県立病院内での喫煙問題
愛媛県の加戸守行知事は19日の定例会見で、松山市の県立中央病院で人間ドックを受診した際、全館禁煙なのに控室だった病室でたばこを吸ったことを明らかにし「極めて不適切だった。反省している」と述べた。県民から指摘があり、公表を決めたという。
歴史教科書採択問題
愛媛県の加戸守行知事は就任四年目の今年、新設三中学校用に「新しい歴史教科書をつくる会」主導の教科書(扶桑社発行)を採択することを「県政の重要課題」と位置付けていた。昨年に続く採択には「扶桑社版がベスト」と公言してきた知事の意向が反映されたと指摘する声は多い。
加戸知事は昨年の採択後「国の歴史に対する愛情を深めさせる。学習指導要領の方向に一番ぴったり」と扶桑社版を絶賛。今年に入ってからも「昨年と考え方は変わっていない」と話していた。
著作権の世界では、「大悪人」との異名も?
黒幕は、前愛媛県知事の加戸守行!?
元横浜市の図書館長を務めた指田文夫氏は自身のブログ内で次のように語っている。
この学園の問題の黒幕は、私は前愛媛県知事の加戸守行氏ではないかと推測している。著作権を少しでもかじった者なら、加戸氏の名はよくご存じだと思う。加戸氏は、著作権法の逐条解説の著者であり、日本における著作権法の権威の一人である。
加戸守行氏をよく知る関係者は加計学園騒動に対し、「加戸守行がまた捻じ曲げにきた」と伝えているものもいるという。