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【2019年参議院選挙】北海道・東北地方 結果まとめ

 

 

 

北海道・東北地方の選挙結果まとめ

 

北海道

 

候補者9人全員が新人であった北海道は、自民党が2議席、立憲民主党が1議席を獲得した。出口調査から自民党・高橋氏は「きわめて優勢」とされていた。結果、2位で当選した立憲民主党・勝部氏に約1.6倍の差をつけて当選した。

 

有権者は4,569,237人、投票率は53.76%

 

高橋 はるみ

65歳

自民

828,220

34.40%

勝部 賢志

59歳

立民

523,737

21.70%

岩本 剛人

54歳

自民

454,285

18.80%

畠山 和也

47歳

共産

265,862

11.00%

原谷 那美

35歳

国民

227,174

9.40%

山本 貴平

44歳

N国

63,308

2.60%

中村 治

66歳

安死

23,785

1.00%

森山 佳則

52歳

幸福

13,724

0.60%

岩瀬 清次

66歳

労働

10,108

0.40%

 

青森

 

青森は、現職で自民党の滝沢求氏が50%以上の得票率を獲得し当選した。立憲民主党・小田切氏は滝沢氏と3万3千票の差をつけて落選したが、開票所によっては小田切氏が滝沢氏を上回っている場所もあった。

 

有権者は1,109,104人、投票率は42.94%

 

滝沢 求

60歳

自民

239,757

51.50%

小田切 達

61歳

立民

206,582

44.40%

小山 日奈子

53歳

N国

19,310

4.10%


 

秋田

 

秋田は、無所属の寺田静氏が初当選を果たした。自民党・中泉松司は2万票の差で議席を失うこととなった。候補者全員が40代で、北海道・東北地方で一番平均年齢の低い選挙区であった。

 

有権者は864,560人、投票率は56.29%

 

寺田 静 44歳 242,286 50.50%
中泉 松司 40歳 自民 221,219 46.10%
石岡 隆治 45歳 N国 16,683 3.50%

 

 

岩手

 

岩手は、無所属で元パラリンピック選手の横澤高徳氏が初当選した。1万5千票差で敗れた自民党・平野氏は議席を失うこととなった。常時車いすを使用する議員の当選は、およそ14年ぶりである。

 

有権者は1,066,492人、投票率は56.55%

 

横澤 高徳 47歳 288,239 49.00%
平野 達男 65歳 自民 272,733 46.30%
梶谷 秀一 53歳 N国 27,658 4.70%

 

 

山形

 

山形は、無所属で元山形放送アナウンサー、芳賀道也氏が初当選した。自民党・大沼瑞穂氏が議席を失った。

 

有権者は925,158人、投票率は60.74%

 

芳賀 道也 61歳 279,709 50.20%
大沼 瑞穂 40歳 自民 263,185 47.30%
小野澤 健至 49歳 N国 13,800 2.50%

 

 

宮城

 

宮城は、立憲民主党・石垣のりこ氏が初当選となった。2番目に得票数の多かった自民党・愛知治郎氏とは、約9500票の差であった。

 

有権者は1,942,518人、投票率は51.17%

 

石垣 のりこ 44歳 立民 474,692 48.60%
愛知 治郎 50歳 自民 465,194 47.70%
三宅 紀昭 57歳 N国 36,321 3.70%

 

 

福島

 

福島は、自民党・森まさこ氏が半数以上の票を獲得し、当選した。無所属・水野さちこ氏は、無名の新人ではあったものの、大臣経験者を相手に345,001票を獲得した。

 

有権者は1,600,928人、投票率は52.41%

 

森 まさこ 54歳 自民 445,547 54.10%
水野 さちこ 57歳 345,001 41.90%
田山 雅仁 35歳 N国 33,326 4.00%

 

 

ほとんどの県が1議席を争う厳しい戦いとなった。秋田、岩手、山形、宮城の4つの県では、新人候補者が現職を抑え当選という結果を残した。最も投票率が高かったのは60.74%の山形県で、逆に低かったのは42.94%の青森県であった。