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【2019年参議院選挙】九州・沖縄地方 結果まとめ

 

 

 

九州・沖縄地方の選挙結果まとめ

 

福岡選挙区【定数3】

 

福岡は、現職2名と新人7名の戦いであった。定数が2から3に増え混戦が予想されたが、与党が2議席を獲得する結果となった。

 

有権者は4,225,217人、投票率は42.85%

 

当落 氏名 年齢 政党 新旧 票数 得票率
松山 政司 60歳 自民 583,351 33.20%
下野 六太 55歳 公明 401,495 22.80%
野田 国義 61歳 立民 365,634 20.80%
河野 祥子 39歳 共産 171,436 9.80%
春田 久美子 52歳 国民 143,955 8.20%
川口 尚宏 50歳 N国 46,362 2.60%
本藤 昭子 77歳 安死 15,511 0.90%
江夏 正敏 51歳 幸福 15,380 0.90%
浜武 振一 53歳 オリ 14,586 0.80%

 

 

佐賀選挙区【定数1】

 

佐賀は、現職の自民・山下雄平氏と国民民主・犬塚直史氏の一騎打ちで、自民・山下氏が議席を獲得した。

 

有権者は683,956人、投票率は45.25%

 

当落 氏名 年齢 政党 新旧 票数 得票率
山下 雄平 39歳 自民 186,209 61.60%
犬塚 直史 64歳 国民 115,843 38.40%

 

 

長崎選挙区【定数1】

 

長崎は、現職の自民・古賀友一郎氏が当選した。新人の国民民主・白川鮎美氏は無名ながらも44%の得票率を獲得したが及ばなかった。

 

有権者は1,137,066人、投票率は45.46%

 

当落 氏名 年齢 政党 新旧 票数 得票率
古賀 友一郎 51歳 自民 258,109 51.50%
白川 鮎美 39歳 国民 224,022 44.70%
神谷 幸太郎 43歳 N国 19,240 3.80%

 

 

熊本選挙区【定数1】

 

投票率が始めて50%を切った熊本は、現職の自民・馬場成志が当選。新人の無所属・阿部広美氏は、野党や、連合熊本系の県議ら無所属議員らの応援があったが、自民・馬場氏との票差を縮めることができなかった。

 

 

有権者は1,471,767人、投票率は47.23%

 

当落 氏名 年齢 政党 新旧 票数 得票率
馬場 成志 54歳 自民 379,223 56.40%
阿部 広美 52歳 262,664 39.10%
最勝寺 辰也 38歳 N国 30,539 4.50%

 

 

大分選挙区【定数1】

 

九州の1人区で唯一の接戦と注目された大分は、現職の自民・礒崎陽輔氏を抑え、新人の無所属・安達澄氏が当選した。自民・礒崎氏の応援には、安倍首相も入ったが都市部、地方部共に票が伸びなかった。

 

有権者は969,453人、投票率は50.54%

 

当落 氏名 年齢 政党 新旧 票数 得票率
安達 澄 49歳 236,153 49.60%
礒崎 陽輔 61歳 自民 219,498 46.10%
牧原 慶一郎 41歳 N国 20,909 4.40%

 

 

宮崎選挙区【定数1】

 

宮崎は、現職の自民・長峯誠氏が新人2名に大差をつけて再選。約90%が自民・長峯氏に入れた投票所もあった。

 

有権者は920,474人、投票率は41.79%

 

当落 氏名 年齢 政党 新旧 票数 得票率
長峯 誠 49歳 自民 241,492 64.40%
園生 裕造 41歳 立民 110,782 29.50%
河野 一郎 59歳 幸福 23,002 6.10%

 

 

鹿児島選挙区【定数1】

 

鹿児島は、自民・尾辻秀久氏が6回目の当選を果たした。無所属・合原千尋氏は、候補者の中で最も若いことや、唯一の女性候補であることを強みにしたが当選には届かなかった。

 

有権者は1,371,428人、投票率は45.75%

 

当落 氏名 年齢 政党 新旧 票数 得票率
尾辻 秀久 78歳 自民 290,844 47.40%
合原 千尋 39歳 211,301 34.40%
前田 終止 71歳 112,063 18.20%

 

 

沖縄選挙区【定数1】

 

全員が新人の戦いとなった沖縄は、玉城知事の支援を受け、辺野古移設の反対を前面に訴えた無所属・高良鉄美氏が議席を勝ち取った。

 

有権者は1,163,784人、投票率は49.00%

 

当落 氏名 年齢 政党 新旧 票数 得票率
高良 鉄美 65歳 298,831 53.60%
安里 繁信 49歳 自民 234,928 42.10%
玉利 朝輝 60歳 12,382 2.20%
磯山 秀夫 72歳 N国 11,662 2.10%

 

 

九州・沖縄地方も各地で投票率が下がっている。接戦と言われた大分、全員新人の沖縄以外は現職が当選するという結果になった。野党統一候補予定者の一本化が難航したり、候補者の知名度が与党に敵わなかった。