- 桜田五輪相が「がっかり」発言、また失言!?
- 「がっかり」発言のみ切り取ったマスコミに批判の声も
- 国民民主党は政党で唯一、白血病や骨髄移植ドナー登録に関する問題提起を行っている。
- 日比プラン(骨髄ドナー登録推進プラン)とは
桜田五輪相が「がっかり」発言、また失言!?
日本競泳女子の池江璃花子選手が白血病を告白した。このことに関して、桜田五輪相が記者団に語ったコメントに対し批判が殺到した。
桜田大臣は記者団に対し、「金メダル候補で、日本が本当に期待している選手なので、がっかりしている」「1人リードする選手がいると、みんなつられて全体が盛り上がるので、その盛り上がりが若干、下火にならないか心配している」と語った。
桜田五輪相の発言全文を読むと「とにかく治療を最優先にして、元気な姿を見たい」など気遣う言葉もあったが、批判を受け、13日の衆院予算委員会で謝罪・撤回をした。
「がっかり」発言のみ切り取ったマスコミに批判の声も
一方で、マスコミの悪意のある切り取りだという声も上がり、堀江貴文氏等がTwitterで批判した。
マジでマスコミくそ。 https://t.co/NM51cbLVVU
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) February 14, 2019
松本人志、桜田五輪相の「がっかり」発言問題に「マスコミにも問題は大分、あります」 https://t.co/KfvD0lw2jM #芸能ニュース #スポーツ報知
— スポーツ報知 (@SportsHochi) February 17, 2019
国民民主党は政党で唯一、白血病や骨髄移植ドナー登録に関する問題提起を行っている。
国民民主党は骨髄移植ドナー登録に関する問題提起(通称:日比プラン)を行っており、公益財団法人日本骨髄バンクに募金を届けるなどの活動を行っている。
成人に向けた骨髄バンクドナー登録推進メッセージ
2019年1月14日、国民民主党は池袋駅西口前にて「成人の日街宣」として街頭演説会を開いた。新成人らに党の政策を訴えたり、骨髄ドナー登録・募金の呼びかけを行った。
20歳になったのを機に骨髄バンクドナー登録を 成人の日街宣@池袋メッセージ 2019年1月14日
日比プラン(骨髄ドナー登録推進プラン)とは
日比プランとは、2016年11月3日に急性白血病で亡くなった日比健太郎名古屋市会議員の遺志を受け継ぎ、国民民主党が行っている骨髄ドナー登録推進活動である。
日比氏は、26歳のときに名古屋市会議員に当選。2016年5月に急性白血病と診断され、闘病生活を送っていた。適合するドナーが4人見つかったが、いずれも移植に至らなかった。
このように患者と適合しても、移植に至らない場合がある。
その理由として、
・ドナーが骨髄などの提供のために検査や入院をし、休業した場合に金銭的な補填がない。
・勤務先の理解が得られない。
・就職や転勤等、環境の変化に伴う住所・電話番号の変更で連絡が取れない。
などがある。
国民民主党はこれを解決するため「ドナー休暇制度」の推進や連絡手段にSNSを活用するといったドナーが安心して登録、提供できる環境の整備に取り組んでいる。