22日、立憲民主党の枝野幸男代表は、内閣不信任決議案提出を検討する考えを示した。
立憲民主党 枝野代表が内閣不信任決議案について発表
立憲民主党、枝野幸男代表は、内閣不信任決議案の提出時期については「最も効果的な局面で使わなければならない。」と述べている。
内閣不信任案とは
議院内閣制において，議会が内閣を信任しない旨を表明する決議の案。現行憲法では衆議院がこの案を可決したときには，内閣は10日以内に衆議院を解散するか，または総辞職しなければならない。内閣不信任決議案。
過去に可決となった不信任決議案
1948年 （昭和23年） 12月23日 第2次吉田内閣
決議案：不信任 可：227 否：130 票差：97
同日衆議院解散（馴れ合い解散）
内閣不信任決議が記名投票で可決された歴代最大の票差
1953年 （昭和28年） 3月14日 第4次吉田内閣
決議案：不信任 可：229 否：218 票差：11
同日衆議院解散（バカヤロー解散）
内閣不信任決議が記名投票で可決された歴代最小の票差
1980年 （昭和55年） 4月24日 第2次大平内閣
決議案：不信任 可：243 否：187 票差：56
同月19日衆議院解散（ハプニング解散）
1993年 （平成5年） 6月18日 宮澤内閣
決議案：不信任 可：255 否：220 票差：35
同日衆議院解散（嘘つき解散）
民進党 大塚耕平代表は「解散しかない」とコメント
民進党の大塚耕平代表は、「安倍総理大臣が自民党総裁選で３選を目指すなら解散しかない。」と述べた。
民進党の大塚耕平代表は２２日、青森市での党会合で講演し、財務事務次官のセクハラ疑惑や加計学園問題など一連の不祥事を念頭に、安倍晋三首相が打開策として衆院を解散する可能性に言及した。「政権の腐敗が明らかになる中、首相が（自民党総裁選で）３選を目指すなら『やけくそ解散』しかない」と述べた。
