2017年6月18日に通常国会が終わり、議員の各法案成立可否に関する声をまとめた。
与野党によって全く異なる発言となった。与党は充実感。
野党は可決されなかった法案に対し、次回成立させるといった意思表明をしている。
自民党・公明党議員の発言
自身が関わっていた法案の成立を振り返り、喜びを表現しており、次回の活動に活かすといった議員の発言が目立ちました。
- 朝日健太郎議員
国会が閉会しました。
— 朝日健太郎(東京 参議院議員 自民) (@kentaroasahi) 2017年6月18日
150日間に及ぶ常会は初の国会での審議であり、国政に関わる一人として常に緊張が続く日々でした。
150日間で90本を超える法律が成立。特に皇室典範特例法案の審議は政治家の一人として大きな矜持を得ました。
この貴重な第一歩をまた明日から活かしてまいります。 pic.twitter.com/qj1NYMIkUc
- 小野田紀美議員
昨日の文科委員会、その後本会議で「文化芸術振興基本法の一部を改正する法律案」について、全会一致で可決されました。詳細は下記参議院のサイトにございます。大変厳しい日程の中、本国会で可決できたこと、文科委員の一人として、嬉しく思います。https://t.co/gHCKew0RGm
— 小野田紀美【参議院議員】 (@onoda_kimi) 2017年6月17日
- 寺田 稔議員
衆議院安全保障委員会が開かれ閉会中でも重要案件があれば審議することを決めました。通常国会は事実上今日で閉会しました。成立しなかった重要法案もありますので臨時国会が開かれたら早期の成立を目指してまいります。 pic.twitter.com/Q2CXbpI8sD
— 寺田 稔 (@terada124) 2017年6月16日
- 山本かなえ議員
本日、第193回国会が閉会。
— 山本かなえ 公式tw (@Yamamotokanae) 2017年6月16日
150日間にわたる会期中、政府提出法案66本のうち、天皇陛下の退位を実現する特例法はじめ、(続く) pic.twitter.com/nnb0CTbSPD
(続)返済不要の給付型奨学金を創設する日本学生支援機構法改正、新たな住宅セーフティネット制度を構築する法律や地域包括ケアシステム強化のための介護保険法等改正、改正組織犯罪処罰法、性犯罪重罰化を図る刑法改正等63本の法律を成立させることができました。(続く)
— 山本かなえ 公式tw (@Yamamotokanae) 2017年6月16日
受動喫煙対策法案は今国会提出できませんでしたが、次の国会にはなんとしてもとの思いで頑張っていきたいと思います。
— 山本かなえ 公式tw (@Yamamotokanae) 2017年6月16日
閉会となってもやるべきことは山のようにあります。現場の声をしっかりと受け止めながら、全力で頑張って参ります。
- 武部新議員
150日間の第193回国会も閉会しました。この国会から自民党国対に所属したので国会運営の勉強をさせていただく機会を得ました。
テロ等準備罪、天皇陛下退位の特別法など重要法案もあり、竹下委員長のもと大変貴重な経験でした。
民進党議員の発言
今回の国会で成立しなかった法案を次回以降成立させるといった意思表明をしている議員が多かった。また、藤末健三議員は”反対だけの野党との烙印を押されている”事に対して力不足と発言している。
- 藤末健三議員
第193通常国会、民進党が反対した法案は14本、その内でも8本に対しては対案・別案・修正案を提出、単に反対だけというのは6本のみ。それでも反対だけの野党との烙印を押されている。自分自身の力不足を感じる。https://t.co/rJe9qK8h7R
— 藤末 健三 (@fujisue) 2017年6月19日
- 水戸まさし議員
2000年以降、通常国会で成立した法案は66本。これは3番目に少ない数です。何とか延長しないで閉じようとした結果、積み残しのものがまだまだあります。
— 衆議院議員 水戸まさし(民進党) (@mito_kickoff) 2017年6月18日
- 小熊慎司議員
今年3月に提出した東電の福島第2原発廃炉法案が審議をされぬまま与党によって廃案にされた。第2原発の廃炉は福島県民の総意だ。原発事故と真摯に向き合わない安倍内閣。だから、福島県では以前から安倍内閣の支持率は低く不支持率が高い。安倍内閣の横暴に負けず次の国会で廃炉法案の再提出を目指す
— 小熊慎司(衆議院議員 ) (@oguma_shinji) 2017年6月16日
- 大串ひろし議員
加計学園の問題をもみ消すために、共謀罪法案を強行採決してまで国会を閉じた安倍総理。そして今度は、さらに国民の目先を変えるために内閣改造?
- 小川淳也議員
1月に開会した通常国会最終日となりました。代議士会では、山井国会対策委員長より、加計学園の問題で追及を逃れるために国会を延長しなかったこと、共謀罪法案が中間報告という異例の方法で強行採決されたことなど、本来の国民のための国会ではなく、安倍総理主導の国会運営となっている現状について危惧が表明され、共有いたしました。
共産党議員の発言
- 宮本徹議員
反省すべきは、加計疑惑隠しの姿勢。そして疑惑隠しのために延長国会を避けようと、民主主義にかかわる重大法案を議会制民主主義を踏みにじって強行したこと。もちろん聞いたことにこたえない時間つぶしの答弁やひたすら野党批判をする答弁も反省すべきですが。
— 宮本徹 (@miyamototooru) 2017年6月19日
日本維新の会議員の発言
今回の国会に一定の充実感を感じている議員の発言が目立った。
- 下地ミキオ議員
わが党としては、今国会においても120本近い法案を参議院から提出をし、調査会を開き、結論を導き出せるような環境ができてきました。
— 下地ミキオ (@mikioshimoji) 2017年6月16日
これについては、党の政調会としては、「仕組みができてきたのかな」と思っております。 pic.twitter.com/DXcx3WYigw
- かわの正美議員
https://t.co/lKLcrWdVC4
— かわの正美 (@mkawano2416) 2017年6月16日
事実上、通常国会が終わりました。厚労委は最多開催とかで、それなりの充実感。しかし、残した法案も少なくなく、会期延長の空気が漂う中で、まさかの閉会。このような幕切れの一端となった東徹議員への暴挙は決して許されるものではないと思います。
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