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8月上旬に予定されるの内閣改造の行方

 

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8月初めにも、安倍首相は内閣改造を行うと報じられている。

 

 主要なポストについては交代がないと伝えられているものの、この間、何かと問題があった大臣も多く、そういうポストを中心に改造が行われそうだ。

 

 以前は衆議院で通算5回当選あたりが初入閣の適齢期と言われていたが、最近ではそうでもなく、なかなか入閣出来ない待機組も数多い。また、現在の安倍総理の当選回数は8回だが、この8回よりも数多くの当選を重ねていながら、いまだ入閣を果していない自民党議員も存在する。それが当選10回を誇る逢沢一郎氏と園田博之氏だ。

 

自民党議員の当選回数及び閣僚経験リスト

派閥 名前 当選回数 閣僚経験
石原派 野田毅 15
石原派 保岡興治 13
麻生派 高村正彦 12
麻生派 麻生太郎 12
谷垣氏 谷垣禎一 12
無派閥 丹羽雄哉 12
無派閥 平沼赳夫 12
細田派 衛藤征士郎 11
麻生派 甘利明 11
額賀派 額賀福志郎 11
額賀派 船田元 11
二階派 伊吹文明 11
二階派 二階俊博 11
谷垣氏 川崎二郎 11
無派閥 大島理森 11
岸田派 金子一義 10
石破派 石破茂 10
谷垣氏 逢沢一郎 10  
谷垣氏 園田博之 10  
無派閥 村上誠一郎 10
細田派 細田博之 9
麻生派 森英介 9
麻生派 山口俊一 9
額賀派 佐田玄一郎 9
二階派 河村建夫 9
石破派 山本有二 9
石原派 石原伸晃 9
谷垣氏 中谷元 9
無派閥 古屋圭司 9
細田派 塩谷立 8
細田派 安倍晋三 8
麻生派 鈴木俊一 8
額賀派 茂木敏充 8
岸田派 岸田文雄 8
二階派 林幹雄 8
石破派 鴨下一郎 8
谷垣氏 山本公一 8
無派閥 浜田靖一 8
無派閥 野田聖子 8
無派閥 渡海紀三朗 8
細田派 木村太郎 7  
細田派 下村博文 7
麻生派 佐藤勉 7
麻生派 田中和徳 7  
麻生派 河野太郎 7
麻生派 棚橋泰文 7
麻生派 原田義昭 7  
麻生派 岩屋毅 7  
麻生派 山東昭子 7
額賀派 三原朝彦 7  
額賀派 今津寛 7  
岸田派 根本匠 7
岸田派 宮腰光寛 7  
岸田派 望月義夫 7
岸田派 竹本直一 7  
岸田派 山本幸三 7
二階派 平沢勝栄 7  
二階派 山本拓 7  
二階派 今村雅弘 7
石破派 伊藤達也 7
石破派 田村憲久 7
谷垣氏 遠藤利明 7
無派閥 菅義偉 7
無派閥 小此木八郎 7  
無派閥 高市早苗 7
無派閥 塩崎恭久 7
細田派 吉野正芳 6
細田派 松野博一 6
細田派 馳浩 6
細田派 高木毅 6
麻生派 江渡聡徳 6
麻生派 松本純 6
額賀派 小渕優子 6
額賀派 新藤義孝 6
額賀派 山口泰明 6  
額賀派 渡辺博道 6  
額賀派 竹下亘 6
岸田派 小野寺五典 6
岸田派 平井卓也 6  
岸田派 北村誠吾 6  
二階派 桜田義孝 6  
二階派 江崎鉄磨 6  
二階派 西川公也 6
二階派 福井照 6  
二階派 中曽根弘文 6
石破派 後藤田正純 6  
無派閥 梶山弘志 6  
無派閥 土屋品子 6  
無派閥 石田真敏 6  
無派閥 河井克行 6  
無派閥 金子恭之 6  
細田派 柴山昌彦 5  
細田派 松島みどり 5
細田派 西村康稔 5  
細田派 谷川弥一 5  
細田派 山崎正昭 5  
麻生派 伊藤信太郎 5  
麻生派 井上信治 5  
麻生派 北川知克 5  
額賀派 加藤勝信 5
額賀派 尾辻秀久 5  
岸田派 上川陽子 5
岸田派 三ツ矢憲生 5  
岸田派 溝手顕正 5
二階派 吉川貴盛 5  
二階派 谷公一 5  
二階派 山口壮 5  
二階派 武田良太 5  
石破派 古川禎久 5  
石原派 坂本哲志 5  
石原派 森山裕 5
無派閥 秋葉賢也 5  
無派閥 菅原一秀 5  
無派閥 後藤茂之 5  
無派閥 江藤拓 5  
細田派 西村明宏 4  
細田派 萩生田光一 4  
細田派 北村茂男 4  
細田派 稲田朋美 4
細田派 宮下一郎 4  
細田派 中山泰秀 4  
細田派 奥野信亮 4  
細田派 鈴木淳司 4  
細田派 世耕弘成 4
細田派 橋本聖子 4  
麻生派 御法川信英 4  
麻生派 山際大志郎 4  
麻生派 丹羽秀樹 4  
麻生派 永岡桂子 4  
麻生派 阿部俊子 4  
麻生派 武見敬三 4  
麻生派 鴻池祥肇 4
額賀派 西銘恒三郎 4  
額賀派 関口昌一 4  
岸田派 葉梨康弘 4  
岸田派 左藤章 4  
岸田派 寺田稔 4  
岸田派 林芳正 4
二階派 長島忠美 4  
二階派 鶴保庸介 4
石破派 平将明 4  
石破派 赤沢亮正 4  
谷垣氏 小里泰弘 4  
無派閥 城内実 4  
無派閥 岡田広 4  
無派閥 山本一太 4
細田派 土井亨 3  
細田派 亀岡偉民 3  
細田派 大塚拓 3  
細田派 越智隆雄 3  
細田派 高鳥修一 3  
細田派 関芳弘 3  
細田派 中根一幸 3  
細田派 松本文明 3  
細田派 中川雅治 3  
細田派 野上浩太郎 3  
細田派 岡田直樹 3  
細田派 末松信介 3  
細田派 山本順三 3  
細田派 山谷えり子 3
細田派 伊達忠一 3  
麻生派 薗浦健太郎 3  
麻生派 鈴木馨祐 3  
麻生派 赤間二郎 3  
麻生派 武藤容治 3  
麻生派 福田峰之 3  
麻生派 有村治子 3
額賀派 金田勝年 3
額賀派 若宮健嗣 3  
額賀派 渡嘉敷奈緒美 3  
額賀派 大塚高司 3  
額賀派 原田憲治 3  
額賀派 橋本岳 3  
額賀派 平口洋 3  
額賀派 木原稔 3  
額賀派 二之湯智 3  
額賀派 松村祥史 3  
額賀派 野村哲郎 3  
額賀派 吉田博美 3  
岸田派 木原誠二 3  
岸田派 盛山正仁 3  
岸田派 藤井基之 3  
岸田派 水落敏栄 3  
岸田派 松山政司 3  
二階派 伊東良孝 3  
二階派 松本洋平 3  
二階派 伊藤忠彦 3  
二階派 平野達男 3
石破派 斎藤健 3  
石原派 石原宏高 3  
石原派 上野賢一郎 3  
石原派 冨岡勉 3  
谷垣氏 松下新平 3  
無派閥 田中良生 3  
無派閥 土屋正忠 3  
無派閥 坂井学 3  
無派閥 小泉進次郎 3  
無派閥 橘慶一郎 3  
無派閥 牧原秀樹 3  
無派閥 山本朋広 3  
無派閥 愛知治郎 3  
細田派 堀井学 2  
細田派 簗和生 2  
細田派 福田達夫 2  
細田派 豊田真由子 2  
細田派 三ツ林裕巳 2  
細田派 白須賀貴樹 2  
細田派 山田美樹 2  
細田派 大西英男 2  
細田派 小田原潔 2  
細田派 細田健一 2  
細田派 田畑裕明 2  
細田派 佐々木紀 2  
細田派 宮沢博行 2  
細田派 根本幸典 2  
細田派 岸信夫 2  
細田派 加藤寛治 2  
細田派 前田一男 2  
細田派 橋本英教 2  
細田派 藤原崇 2  
細田派 菅家一郎 2  
細田派 今野智博 2  
細田派 義家弘介 2  
細田派 池田佳隆 2  
細田派 神田憲次 2  
細田派 青山周平 2  
細田派 長尾敬 2  
細田派 穴見陽一 2  
細田派 長谷川岳 2  
細田派 高階恵美子 2  
細田派 江島潔 2  
細田派 森雅子 2
細田派 古川俊治 2  
細田派 丸川珠代 2
細田派 西田昌司 2  
細田派 礒崎陽輔 2  
麻生派 中村裕之 2  
麻生派 牧島かれん 2  
麻生派 務台俊介 2  
麻生派 井林辰憲 2  
麻生派 工藤彰三 2  
麻生派 長坂康正 2  
麻生派 今枝宗一郎 2  
麻生派 山田賢司 2  
麻生派 井上貴博 2  
麻生派 高橋比奈子 2  
麻生派 中山展宏 2  
麻生派 斎藤洋明 2  
麻生派 宮川典子 2  
麻生派 大見正 2  
麻生派 安藤裕 2  
麻生派 瀬戸隆一 2  
麻生派 猪口邦子 2
麻生派 中西健治 2  
麻生派 藤川政人 2  
麻生派 中西祐介 2  
麻生派 大家敏志 2  
麻生派 塚田一郎 2  
額賀派 津島淳 2  
額賀派 鈴木憲和 2  
額賀派 井野俊郎 2  
額賀派 笹川博義 2  
額賀派 野中厚 2  
額賀派 中谷真一 2  
額賀派 新谷正義 2  
額賀派 池田道孝 2  
額賀派 小松裕 2  
額賀派 宮崎政久 2  
額賀派 比嘉奈津美 2  
額賀派 石井浩郎 2  
額賀派 岩井茂樹 2  
額賀派 渡辺猛之 2  
額賀派 青木一彦 2  
額賀派 福岡資麿 2  
額賀派 宇都隆史 2  
額賀派 石井準一 2  
額賀派 牧野京夫 2  
額賀派 石井みどり 2  
額賀派 佐藤正久 2  
額賀派 佐藤信秋 2  
岸田派 村井英樹 2  
岸田派 辻清人 2  
岸田派 小林史明 2  
岸田派 古賀篤 2  
岸田派 藤丸敏 2  
岸田派 武井俊輔 2  
岸田派 渡辺孝一 2  
岸田派 堀内詔子 2  
岸田派 小島敏文 2  
岸田派 岩田和親 2  
岸田派 国場幸之助 2  
岸田派 宮沢洋一 2
岸田派 磯崎仁彦 2  
岸田派 金子原二郎 2  
二階派 高木宏寿 2  
二階派 中川郁子 2  
二階派 武部新 2  
二階派 小林鷹之 2  
二階派 小倉将信 2  
二階派 金子恵美 2  
二階派 大岡敏孝 2  
二階派 宮内秀樹 2  
二階派 勝沼栄明 2  
二階派 秋元司 2  
二階派 木内均 2  
二階派 門博文 2  
二階派 田畑毅 2  
二階派 片山さつき 2  
二階派 衛藤晟一 2  
石破派 冨樫博之 2  
石破派 田所嘉徳 2  
石破派 神山佐市 2  
石破派 石崎徹 2  
石破派 山下貴司 2  
石破派 福山守 2  
石破派 門山宏哲 2  
石破派 八木哲也 2  
石原派 田野瀬太道 2  
石原派 鬼木誠 2  
石原派 金子万寿夫 2  
石原派 赤枝恒雄 2  
無派閥 黄川田仁志 2  
無派閥 秋本真利 2  
無派閥 星野剛士 2  
無派閥 熊田裕通 2  
無派閥 武村展英 2  
無派閥 田中英之 2  
無派閥 佐藤ゆかり 2  
無派閥 藤井比早之 2  
無派閥 大串正樹 2  
無派閥 大野敬太郎 2  
無派閥 助田重義 2  
無派閥 石川昭政 2  
無派閥 勝俣孝明 2  
無派閥 島田佳和 2  
無派閥 上野通子 2  
無派閥 三原じゅん子 2  
無派閥 阿達雅志 2  
無派閥 山田俊男 2  
無派閥 丸山和也 2  
細田派 宗清皇一 1  
細田派 尾身朝子 1  
細田派 古田圭一 1  
細田派 谷川とむ 1  
細田派 和田義明 1  
細田派 松川るい 1  
細田派 佐藤啓 1  
細田派 山田宏 1  
細田派 宮島喜文 1  
細田派 山田修路 1  
細田派 滝波宏文 1  
細田派 大野泰正 1  
細田派 酒井庸行 1  
細田派 堀井巌 1  
細田派 石井正弘 1  
細田派 長峯誠 1  
細田派 井原巧 1  
細田派 赤池誠章 1  
細田派 石田昌宏 1  
細田派 北村経夫 1  
細田派 太田房江 1  
細田派 宮本周司 1  
細田派 羽生田俊 1  
麻生派 大隈和英 1  
麻生派 今井絵理子 1  
麻生派 滝沢求 1  
麻生派 高橋克法 1  
麻生派 豊田俊郎 1  
麻生派 高野光二郎 1  
額賀派 元栄太一郎 1  
岸田派 大西宏幸 1  
岸田派 足立敏之 1  
岸田派 大沼瑞穂 1  
岸田派 森屋宏 1  
岸田派 二之湯武史 1  
二階派 岡下昌平 1  
二階派 神谷昇 1  
二階派 鳩山二郎 1  
二階派 進藤金日子 1  
二階派 柳本卓治 1  
二階派 三木亨 1  
石破派 舞立昇治 1  
石原派 宮路拓馬 1  
石原派 木村義雄 1  
谷垣氏 加藤鮎子 1  
無派閥 古川康 1  
無派閥 木村弥生 1  
無派閥 鈴木隼人 1  
無派閥 前川恵 1  
無派閥 朝日健太郎 1  
無派閥 小鑓隆史 1  
無派閥 小野田紀美 1  
無派閥 徳茂雅之 1  
無派閥 青山繁晴 1  
無派閥 中西哲 1  
無派閥 藤木真也 1  
無派閥 自見英子 1  
無派閥 小川克巳 1  
無派閥 園田修光 1  
無派閥 中泉松司 1  
無派閥 上月良祐 1  
無派閥 島村大 1  
無派閥 吉川有美 1  
無派閥 島田三郎 1  
無派閥 三宅伸吾 1  
無派閥 柘植芳文 1  
無派閥 渡辺美樹 1  

 

二人は1986年の総選挙で初当選。逢沢氏は小泉政権で外務副大臣を務め、衆議院予算委員長や衆議院議院運営委員長など国会の要職を務めているが、いまだ入閣には至っていない。園田氏は無所属で初当選以後、自民党新党さきがけたちあがれ日本日本維新の会、次世代の党を経て、現在は自民党に所属しているという経緯もあって、当選は重ねているものの、これまで自社さ連立政権の村山内閣で内閣官房副長官を務めた程度で、入閣は果たしていない。

 

この二人を除くと、入閣経験のない議員で最多の当選回数を誇るのは7回の木村太郎氏や田中和徳氏、三原朝彦氏や平沢勝栄氏だ。この他にも当選7回で未入閣の議員が複数存在する。彼らは、「そろそろ初入閣」と期待しているだろうし、支持者も「そろそろ入閣では」と思っているはずだ。ちなみに、先ごろ復興担当大臣を辞任した今村雅弘氏は当選7回目での初入閣であった。また、菅官房長官高市総務大臣、塩崎厚労大臣も現在当選7回であり、初入閣を果たす議員もいれば、既に複数回の入閣を果たし、要職を務めている議員もいるというのが当選7回目あたりということになる。

 

当然、大臣就任には当選回数による縛りはないので、当選回数が少ない議員であっても抜擢される可能性がある。取沙汰されているところでは、注目されるのは当選3回の小泉進次郎氏だろう。当選4回で入閣経験があるのは現在の稲田防衛大臣のみ。金田法務大臣衆議院は3回目の当選であるが、参議院でも2回の当選経験がある。その他、衆議院当選3回以下で入閣を果たしている議員は現在いない。そのような中で、当選3回の小泉氏を入閣させるとなると、やはり大抜擢ということになる。

 

今回は大幅な改造にはならないと言われているが、問題のあった大臣の交代の必要性や党内の待機組への配慮なども考えれば、一定程度の交代はやむなしだろう。法務大臣(金田氏)、文部科学大臣(松野氏)、防衛大臣(稲田氏)、内閣府特命担当大臣(山本氏)あたりは、今般の問題もあって交代が必至と言えそうだ。その他、いわゆる軽量級のポストとされ、初入閣組に割り当てられることも多い、環境大臣(山本氏)、国家公安委員会委員長(松本氏)は交代だろう。また、いわゆる参議院枠で入閣していると思われる鶴保氏の内閣府特命担当大臣のポストは参議院議員に割り当てられることになるだろう。

内閣改造の際には毎度指摘されることだが、「適材適所」の改造を行って欲しいと思わざるをえない。特に歴代の安倍内閣では、「お友達」として入閣させた人物が問題を起こしてきたことを改めて確認しておきたい。

 

参考:自民党 党内派閥別所属議員一覧

http://home.a07.itscom.net/kazoo/seizi/jimin/habatsu_giinmei.htm