2018年9月に自由民主党総裁選挙が行われる。自民党は2017年に党総裁任期を「連続2期6年」から「連続3期9年」に延長した。9月の総裁選で安倍総理が選出されれば、2021年まで9年間総理大臣となる。
自由民主党総裁選挙とは?
自由民主党総裁選挙(じゆうみんしゅとうそうさいせんきょ)は、日本の政党・自由民主党において、党首「自由民主党総裁」を選出する選挙である。
立候補の条件は?
立候補するには、20名の自民党国会議員を推薦者として確保しなければならない。衆議院、参議院いずれも立候補が可能である。
投票者は?
自民党所属の国会議員と自民党の一般党員、党友が投票に参加することができる。一般党員、党友は直近2年間に党費の滞納がないことが条件となっている。
投票方法は?
国会議員は1人1票、無記名で投票所に直接投票する。党員・党友票は、国会議員とは票の扱いが異なる。
2018年9月 立候補の意欲を示している議員は?
岸田文雄政調会長
岸田 文雄(きしだ ふみお、1957年〈昭和32年〉7月29日 - )は、日本の政治家。自由民主党所属の衆議院議員(9期)、自由民主党政務調査会長(第58代)、宏池会会長(第8代)。
自民党の岸田文雄政調会長は7日、東京都内での講演で、秋の党総裁選に関し、あらゆる可能性を想定し準備を進める考えを強調した。「何もしなかったら『要は出られないだけだろう』といわれ、説得力がない。政策や政局での力を示すことは大事だ」と述べた。
【自民党総裁選】岸田文雄政調会長、あらゆる可能性を想定し準備 「何もしなかったら『出られないだけだろう』と言われる」 - 産経ニュース
石破茂元幹事長
石破 茂(いしば しげる、1957年(昭和32年)2月4日 - )は、日本の政治家。自由民主党所属の衆議院議員(11期)、水月会会長。血液型はB型。
野田聖子総務相
野田 聖子(のだ せいこ、1960年9月3日[1] ‐ )は、日本の政治家。自由民主党所属の衆議院議員(9期)、総務大臣(第20・21代)、女性活躍担当大臣、内閣府特命担当大臣(男女共同参画・マイナンバー制度)。旧姓は島(しま)。
野田氏は推薦人確保にも強気の発言を続ける。4日放送のBS番組で「前回と比較すれば(自信は)150%くらいある」と断言した。番組収録は3日で、周囲は「『150%』は早すぎる」と懸念を伝えたが、野田氏は「そのまま放送していい」と押し切った。
【自民党総裁選】野田聖子総務相、総裁選へ意気は軒高、支持は低調 石破茂氏との「対安倍」候補一本化拒否も推薦人いまだ見当たらず…(2/2ページ) - 産経ニュース
河野太郎外務省
河野 太郎(こうの たろう、1963年(昭和38年)1月10日 - )は、日本の政治家。自由民主党所属の衆議院議員(8期)、外務大臣(第150・151代)。
河野が派閥を軽んじる一匹オオカミのままだったら、安倍内閣の行革担当相、さらに外相に重用されることはなかっただろう。「安倍の次」と言った菅の後押しもあり、かつての異端児は政権主流派の中から「ポスト安倍」の有力候補とみなされるようになった。
小泉進次郎筆頭副幹事長
小泉 進次郎(こいずみ しんじろう、1981年(昭和56年)4月14日 - )は、日本の政治家。自由民主党所属の衆議院議員(4期)、自由民主党筆頭副幹事長。
自民党の小泉進次郎筆頭副幹事長らは1日、党内の新たな組織「2020年以降の経済社会構想会議」を発足させ、国会内で初めての会合を開いた。小泉氏を中心とした勉強会として、社会保障制度改革やエネルギーなどメンバーが問題意識を持つテーマを議論し政策提言を目指す。党内からは将来の総裁選をにらんだグループづくりの動きだとの見方も出ている。
自民党大会での様子は?
一方、「ポスト安倍」候補はそろって様子見の構えだ。石破茂元幹事長は「党内の混乱は避けなければならない」と述べ、総裁選への対応を明言しなかった。周辺は「党が苦境のときに後ろから鉄砲は撃てない」と石破氏を代弁する。
首相からの「禅譲」狙いとも言われる岸田文雄政調会長は「党役員の一人として、信頼回復に向けて一致結束して努力する。その先のことは何も決めていない」と模範解答に終始。野田聖子総務相も「批判するのは簡単だが、それだけでは先に進めない」と記者団に語った。
野田総務相は政治塾を開講
4月1日、野田聖子総務相は、地元岐阜市で女性政治家を養成する政治塾を開講。自民党総裁選へ向け女性活躍をアピールした。
秋の自民党総裁選に向け、女性活躍を旗印に「女性初の宰相」候補として存在感を発揮したい考えで、今後は地方県連の会合を回って女性党員への浸透を図る。