霞が関から見た永田町

霞が関と永田町に関係する情報を、霞が関の視点で収集して発信しています。

所信表明演説 衆議院 各党首の代表質問まとめ 2017年11月22日

 

2017年11月17日午後、安倍総理大臣が行った所信表明演説に対する、各党首の代表質問が20日から開始された。2017年11月22日の各党首の質問内容をまとめた。

 

www.asahi.com

 

 

 

 

2017年11月22日 各党首の代表質問

 

公明党 山口那津男

「人づくり革命」を重要なカギとして、年齢にも経済的事情にも左右されない、希望に応じて学び働ける社会の実現が必要であると語った。待機児童解消と幼児教育無償化を一気に進め、大学の奨学金拡充も大きく進めるべきだと述べた。また、安倍内閣が取り組んだ経済再生について評価し、さらに確実な賃上げに向けて、中小企業の賃上げへ所得拡大促進税制の拡充などの支援強化を求めた。

 

www.komei.or.jp

 

共産党 山下芳生

共産党の山下芳生副委員長は、森友、加計学園問題について、首相の妻昭恵氏や加計孝太郎氏を国会招致し、真実を話すことを求めた。北朝鮮問題については、総理の認識、基本姿勢を伺った。トランプ米大統領歴訪の際、中国、韓国が「対話による平和的解決」を表明したのに対し、安倍総理は「いまは対話の時でない」と北朝鮮との対話を拒否する姿勢を示したことに安倍政権の立場は異常なものと述べた。また、働き方改革について無期雇用への転換を妨げる脱法行為をやめるよう求めた。

 

山下副委員長の代表質問 参院本会議

 

日本維新の会 片山虎之助

質問時間に対して、与野党で差をつけず平等に質問時間を設けるべきだと述べ、総理に見解を求めた。教育無償化については、全ての幼児教育を無償化しないとかえって不公平ではないかと述べた。また、消費税を増税することなく、身を切る改革をして財源を確保するべきだとし、高等教育の無償化については結論を急がず、条件を整えつつ十分な検討をするべきだと語った。防衛について、核・ミサイル防衛システムの一層の整備を図り、敵基地攻撃能力の保有についての議論を高めることが必要だと述べた。

 

民進党 長浜博行

冒頭で解散するがためにのみ国会を召集したという暴挙に対し国権の最高機関たる国会を愚弄したとは思わないかと答弁を求めた。また、加計学園関係者が国家戦略特区の会合に出席していたことなどが議事要旨に記載されたおらず、発言内容が改ざんされていたことについて、議事要旨ではなく議事録そのものそ全面開示することが必要だと述べ総理の見解を求めた。

 

長浜博行議員代表質問(予定稿)


自民党 岡田直樹

北朝鮮問題について、安倍総理が小泉政権の官房副長官として一部の拉致被害者の帰国を実現させたことに敬意を表し、拉致問題の解決に対する政府の決意を求めた。また、防衛大臣に「日本版トマホークの開発の検討に入った」という事実があるのか伺った。また、被爆国たる日本が核抑止力を持つことは現実的ではないとの考えを述べ、非核三原則を堅持するということに変わりはないか総理に確認した。

 

www.jimin.jp

 

 

憲法改正に対する各党の違いが鮮明に

 

安倍総理は敵基地攻撃能力に関し「米国に依存しており、今後とも日米間の基本的な役割分担を変更することは考えていない」と語った。現在の弾道ミサイル防衛について「陸上配備型迎撃ミサイルシステムを中心に能力の抜本的な向上を図る」と説明した。小野寺五典防衛相は陸上イージス配備に関し候補地である秋田県、山口県の理解と協力を得ることが必須で、丁寧に説明すると述べた。3日間で、憲法改正に関する各党の違いが鮮明になった。

 

安倍晋三首相の所信表明演説に対する衆参両院での代表質問(20~22日)では、憲法改正に関する各党の立場の違いが鮮明になった。改憲に前向きな政党でも重視する改憲項目が一致しておらず、意見集約の難しさが浮き彫りになった。

https://mainichi.jp/articles/20171123/ddm/005/010/154000c

 関連

www.ksmgsksfngtc.com

www.ksmgsksfngtc.com

www.ksmgsksfngtc.com